2011-07-25

オープン日決定☆

2011年8月8日(月)いよいよ岩出市に<FAVORITE COFFEE>オープンです。
工事施工開始から約二ヶ月。大工さん、電気屋さん、ペンキ屋さんはじめたくさんの方々のお陰で、
店が完成しました。
<入り口部分>











<カウンター部分>











ついに完成したことの安堵感と、いよいよ始まるというドキドキ感で胸がいっぱいになりました。

スタッフ募集も素晴らしい方にたくさん来ていただき、決定させていただきました。

スタッフの人数が限られているため、本当に悩んで悩んで決定させていただきました。

選ばれたスタッフと共に必ず喜んでいただけるお店作りをしていきたいと思います。

明日からは、再びKONO塾河野塾長にお越しいただき、焙煎実習とその傍らでフードレシピ作りが始まります。

これからバタバタの日々に突入しますが、楽しみながら自分らしくいきたいと思います。

2011-07-19

まもなく完成

6月1日の工事スタートから早一月半が過ぎ店内が出来上がってきました。

〔カウンター部分〕













〔床〕


〔店内奥暖炉部分〕

そして、17日からスタッフ募集をさせていただいており、今日から面接がスタートします。
今からどんな方々に会えるか楽しみです。


雰囲気は店が作るもの、空気はスタッフが作るもの。
想いを共有できるスタッフとオープンを迎えたいと思います。







2011-07-12

想いをカタチに

6月1日、いよいよ工事がスタートしました。
これから自分たちの店になる。期待と夢と少しの不安があったけどとうとう動き始めた。

〔以前の店内〕














〔カウンター撤去〕











解体工事が始まると、カウンター、厨房などあっという間に以前の形を消した。
その様子を隣で前オーナーが静かに見ていた。
言葉に出さないけど今までのたくさんの思い出がよみがえってきたのだろうなと感じた。

店を作る。そこには自分たちだけでなくデザイナーさん、大工さん、電気屋さん、そして元オーナーをはじめたくさんの方の思いを受けてることを感じた。
そして、たくさんの方が動いてくれるからカタチが出来上がる。

自分たちの店であるけど、自分たちのお陰でない。
言葉がおかしいかもしれないけど、合ってるように思う。
自分たちのイメージしたものをカタチにしてくれる方がいるから、その場所が店として存在できる。
だからその店が出来上がったら、僕たちは最高の空気をつくっていきたい。


たくさんの人の想いを受け継ぐ。
このことはずっとずっと忘れずにいたいと思います。

2011-07-08

エピソード6

フェイバリットコーヒーという名のとおり、僕たちはコーヒーが大好きで、コーヒーと一緒に過ごす快適な時間をみなさんにお届けしたいという気持ちがすごくあります。
そこで、まずどんなコーヒーをお届けしたいか?
オーナーと考えました。最初はカプチーノなどおしゃれなコーヒーを想像したりしました。
そのほか、ペーパードリップやサイフォンなどいろいろ考えました。

僕たちがカフェではなく喫茶店の雰囲気を作ろうとしていること、レンガとコンクリートの外観のように昔からあるものを大切にしたいこと、日本が高度経済成長期と呼ばれて活気に満ち溢れていた1960年代にひかれるものがあったこと、父親世代が少し懐かしくなり、なおかつ若い世代が新鮮であること。すると自然と答えが出ました。喫茶店全盛期に大活躍していたサイフォンでコーヒーを淹れることにしました。














サイフォンで美味しいコーヒーを抽出するためには、どうしたらいいのか。
現代のサイフォンは日本で発明されたコーヒー抽出技術でコーノ式ドリッパーで有名な珈琲サイフォン株式会社が開発したものです。
そのことが分かり、早速行動力のあるオーナーは、「サイフォンを勉強するなら、製造元に学ぶのが一番」と、アポを取り東京で珈琲サイフォン㈱が主催する珈琲塾に参加してきてくれました。
そこで、先方の社長に懇意にしていただき、僕も一緒に3ヶ月に渡り珈琲塾で勉強させていただきました。
そしてさらに、先方は日本トップの珈琲焙煎技術も誇り、美味しいコーヒーを抽出するには、生産、焙煎、抽出の3つの要素が不可欠であると学んだことから、自家焙煎豆を使用し、コーヒーを淹れることになりました。
そうして、珈琲塾では、焙煎とサイフォン抽出をたっぷり学びました。


珈琲サイフォンのコーヒーの特徴は、コーヒー豆の持つ甘さや香りを引き立たせ、苦味を強調しすぎない方法で、今までコーヒー=苦い飲み物と感じていた方にも楽しんでいただけるものと感じました。これからまだまだ、勉強の身でありますが、みなさんのお気に入りになれるコーヒーを提供できるように努力していきますので、楽しみにしていてください♪♪♪

2011-07-07

エピソード5

半年ちょっとお世話になったカフェでのお勤めを終了し、いよいよ和歌山に帰ることになった。
まずは、店の屋号を決めるところから。
一月前から考え始めていいフレーズや単語は結構浮かぶものの、これといった屋号が決まらず、すごく悩みました。覚えやすいフレーズでなおかつ思いの詰まった言葉。
○○カフェにするのか喫茶○○にするのかなど、イメージした結果。最初の段階でオーナーが言った一言「フェイバリットっていい言葉よなぁ!」がよみがえり、<FAVORITE COFFEE>に決定しました。
フェイバリットとは、「お気に入り」という意味で、この店にはコーヒーに始まり自分たちのお気に入りがいっぱい詰まっていて、お客さんにとってもお気に入りの空間でありたい。という想いからこの屋号に決定しました☆
それと同時に、お気に入りがカフェだけでなく将来的に雑貨や物販にも広がるとのイメージから建物を含めこのプロジェクト全体としての名前も出来ました。
<FAVORITE TRUNK>です。トランクとは、あの大きな角ばったトランクケースのことで、詰まったものという意味、つまり「お気に入りの詰まった箱(建物)」という意味を込めました。











屋号が決まり、いよいよ店舗作りに進んでいくのですが、
実は、僕が大阪に出ている早い段階からデザイナーさんは決まっており、いろいろな場所に同行してもらい、店舗デザインがスタートしていました。
僕たちのイメージはあるけど、形にできないというところをデザイナーの橋本先生がばっちり汲み取ってくださりすばらしい図面を作ってくれました。


<FAVORITE TRUNK外観イメージ>















外観はコンクリートとレンガの目新しくはないけど、新鮮な組み合わせ、店内はコンクリートと木のぬくもりがある空間。まさにイメージどおりです。尊敬です橋本先生(^^)

そして、同じくすばらしいタイミングでオーナーと出逢ったデザイナーさんがもう一方。
ちょうど今年の4月に東京から和歌山に帰省されデザイン事務所をスタートされた<BAUM ART STUDIO>の西村さん。
初めての打ち合わせの時に、意気投合しロゴデザインの提案をくださいました。ここでも同じく僕たちは、イメージのみを伝えました「いい香りのするロゴ。コーヒーにこだわりたいから抽出器具のサイフォンで!」 
たったそれだけで、こんなにすばらしいロゴが誕生しました。


<FAVORITE COFFEE ロゴ>

こうしていよいよ店作りがスタートしていきました。