ふと10年前のお酒の席での会話を思い出しました。
大学時代の最も尊敬する教授の黄(ファン)さんに教えてもらったためになる話。
「これからの時代、生きていくためにはWeの大きくしておく方が得だよ!」
「???」
ファンさんいわく、人と人との関係は常にWeとYouで成り立っている。
たとえば高校野球。
ほとんどの方は、地元の高校を応援します。
これが、県予選だと母校がWe。他校がYou。つまり、母校以外は敵になります。
でも、これが全国大会になったとき、母校以外の高校が出場したら、Youだった県内の別の高校がWeになります。
そして、県外の高校がYou(敵)になります。
でもでも、この後世界大会があったとしたら・・・、県外の高校が出場しても、きっと日本代表を応援すると思います。
よくない例えだけど、江戸時代、藩というくくりでWeとYouは分けられていました。
たとえば、薩摩と長州。土佐と紀州。
でも時代は流れ、世界大戦が始まったとき、薩摩や長州などという隔たりはなく、日本というWeになりました。
でも、きっとこれが宇宙戦争が起こったとき、日本とか、アメリカとかイラクとか、そんなことは関係なく、地球人としてWeになると思います。
説明が下手過ぎて、誰にも伝わらなかったかもしれませんが、
ファンさんが教えてくれたこと。
それは、
「Youという敵対心をもっていても、いつ仲間になるかわからないのだから、あんまりYouの人たちのことを悪く言うのは、よくないよ。
Weを大きくとらえたほうが幸せだから。」
ファンさんは、その後マサチューセッツ工科大学の研究員としてアメリカへ旅立たれました。
10年前のお話。
いい先生と出会いましたね。
返信削除私の教授は「原発が危険などと言っているのはバカだ」と私を他の学生のまで、頭ごなしに批判していました。
今、そのⅠ教授が存命なら、今回の事故をどう評価されるでしょう。
「時間がたてば、真実はきっとみえてくる。」その時の友人は今でも親交があります。
greenbeans様
返信削除いつもお世話になります!
いい先生と出会うことができてよかったです☆
時間がたてば、真実はきっとみえてくる。いい言葉ですね!
気持ちが引き締まります☆☆